老け顔に見える原因、ナンバーワンの「ほうれい線」。
薄くしたいし、できれば消したいですよね。
ほうれい線やゴルゴ線、マリオネットラインというシワが付くと、一気に老けて見えるのです。
一方、年齢不詳と呼ばれる石田ゆり子さん、YUKIさん、菅野美穂さん、深田恭子さん、安室奈美恵さん、平子理沙さんなどの有名人は、これら、ほうれい線、ゴルゴ線、マリオネットラインが気にならないのが特徴です。
今回はほうれい線を消すのに欠かせない日常生活でのケアをご紹介します。
いくらコラーゲンを増やしたりエクササイズをしても普段の生活スタイルがおかしいとせっかくの努力も無駄になってしまいます!
無駄にならないコツを大公開しますよ!
ほうれい線はエクササイズ無しでも消せる!
ほうれい線を消すには、
1.最も大事なコラーゲンを増やすこと
2.表情筋のほぐしとコリ
3.その維持
4.日常生活での注意が必要です。
ほうれい線を自力で消そうとすると、表情筋の筋トレ、口の運動、ツボ押しなど何かとエクササイズが注目されますよね。
でも、エクササイズしても肝心なお肌のプルプル成分であるコラーゲンやエラスチンというお肌の材料がなければ、ほうれい線は薄くなりません。
また、お肌の筋肉自体のコリをほぐす前に、エクササイズしたら余計にかたくなってしまいます。
もちろんほうれい線を消すエクササイズは効果があるのですが、ほうれい線を無くす方法はエクササイズだけではないのです。
普段の生活スタイルにほうれい線が発生する因果関係が潜んでいます。
逆に言うと、必死でほうれい線、ゴルゴライン、マリオネットラインをエクササイズで解消しようとしても、普段の生活スタイルが乱れていては効果は減少してしまいます。
普段の生活スタイルを改善することで、エクササイズ無しでも自力でほうれい線を消去することが可能です。
今回は、エクササイズ無しで生活スタイルを見直すことで簡単にほうれい線を消す12個の方法をお伝えします。
ほうれい線を簡単に消す日常生活でできる12個のケア方法
普段の生活で気をつけるべき12個のほうれい線を薄くする方法はずばりこれらです!
- 紫外線の対処
- 猫背など姿勢が悪い
- 精神的なストレス
- マイナス思考
- 冷え性
- 眼精疲労
- 睡眠不足
- 横向きで寝る
- 塩分の摂り過ぎ
- アルコールの摂取
- 乾燥のケア
- 喫煙
どうですか?
すでにできていることもあると思います。
その場合は、出来ないことをクリアすることでほうれい線消去への道が近づきますのでぜひ、対処してくださいね。
順番に解説をしていきます。
紫外線の対処でほうれい線を発生させないようにしよう
お肌は
- 表皮
- 真皮
- 皮下組織
の3層に分かれています。
そのうち、厚さ2mmの真皮層にアナタの大事なプルプルお肌の弾力である、
- コラーゲン
- エラスチン
が含まれています。
真皮層はいわばお肌の土台です。
その大事な大事な真皮層を壊してしまうのが紫外線なのです。
紫外線を浴びることで、お肌の弾力成分であるコラーゲンやエラスチンが破壊されます。
弾力成分が破壊されれば、お肌に深い溝が発生し、ほうれい線の原因に直結します。
ですからしっかりと紫外線対策することが大切です。
紫外線対策は日焼け防止だけではなく、ほうれい線などのシワ対策にもなっていたのです。
猫背がほうれい線を招く!
猫背の姿勢は百害あって一利なしです。
見た目ももちろん悪いですしほうれい線を発生させてしまう原因となります。
猫背の形を思い浮かべてください。
猫背というのは首が背中より前に出ていて、頭が前に突き出ている状態です。
これにより頬から下の筋肉が下方向の重力を受けやすくなります。
そのためほうれい線ができやすくなります。
また猫背というのは背中を支えている筋肉が弱いということです。
背中の筋肉というのは実は顔全体の筋肉を引っ張っています。
そのため顔を引き締める役割を果たしています。
その背中の筋肉が弱いと顔の引き締め効果が弱まり、結果としてほうれい線を生み出してしまいます。
精神的ストレスが表情のシワを作る!
シワを作る原因は何も物理的な紫外線や弾力成分が少ないということだけではありません。
実は物理的なものだけではなくて精神的なものも絡んできます。
なぜかというと精神は肉体と繋がっているからです。
精神的ストレスを受けると通常体が緊張します。
そのため血管が収縮しお肌の生まれ変わりを促進する血液やリンパの流れが滞ってしまいます。
そのうえお肌のダメージが加速します。
また自律神経が乱れることで女性ホルモンの分泌が乱れます。
女性ホルモンはエストロゲンというホルモンを作っています。
エストロゲンはコラーゲンの生成を助けていますのでお肌の大事なプルプル成分であるコラーゲンが生まれにくくなってしまいます。
さらに強いストレスを受けるとビタミンCが消費されると言われています。
ビタミンCも同様にお肌の弾力成分であるコラーゲンやエラスチンの生成を助けています。
ビタミンCが足りなくなることでコラーゲンやエラスチンの生成にブロックをかけてしまいます。
ストレスが強い方の顔を想像してみてください。
無表情だったりこわばっていたりしますよね。
そうなんです、無表情というのはシワを作る原因になります。
なぜかと言うと無表情の方は顔の筋肉をほとんど動かしません。
そのため顔の筋肉が衰えていきます。
そうすることで表情筋や噛む筋肉である抗菌が使えなくなっていきます。
使えなくなると硬くなりますので、お顔に深い溝を作る原因となってしまいます。
ストレスを受けて顔がこわばっているといわゆる険しい顔(般若顔)になります。
般若顔になると口がへの字口になり口角が下に引っ張られます。
そうなると当然ほうれい線を深くする原因となりますよね。
また般若顔は眉間や額にシワを作る原因にもなります。
周りからも声をかけづらくなりますし老けて見える原因にもなりますので注意が必要です。
笑顔を増やそう!マイナス思考がほうれい線を増やす
あなたはプラス思考ですかマイナス思考ですか?
こう聞くとほとんどの人がマイナス思考と言います。
日本人は真面目な方が多いので半分以上の方がマイナス思考と言われています。
しかし極端にマイナス思考でなければ特に問題はありません。
ただ極端にマイナス思考があるマイナス思考が人よりも強すぎるという場合はほうれい線を生み出す原因にもなってしまいます。
なぜかと言うとマイナス思考の方はまず笑顔が少ないです。
笑顔が少ないと口角を上げることをしなくなります。
逆に悲しい表情を見せることが多いので口角が下がりっぱなしになります。
口角をほとんど上げず、下がりっぱなしなのでほうれい線が深くなる原因となります。
またマイナス思考の方は口角を固く結ぶ癖があります。
そうなると表情筋コリが溜まって硬くなります。
表情筋が硬くなればそこの部分にシワができやすくなります。
しかもシワが深くなる可能性があるので要注意です。
またマイナス思考の方はストレスを溜めやすい傾向があります。
うまくストレスを解消することが大切です。
乾燥のケアはほうれい線を薄くすることにやっぱり大事
ほうれい線を薄くしようとして最初に思いつくのがお肌の美容液によるケアではないでしょうか?
見えてる部分に上から何かを塗って直そうとするのはごく自然なことですよね?
ですがこれはほうれい線を薄くする解決策の一つに過ぎません。
こればかりに頼ってはいけないのです。
だからといって乾燥の気をほったらかしにして良いかと言ったらそうではありません。
乾燥のケアもほうれい線を薄くすることに大きな役割を果たしています。
お肌は表皮層と真皮層に分かれます。
表皮層というのが上の方にある部分です。
表皮層はさらに、皮脂膜と角質層と言う二つの層に分けることができます。
皮脂膜というのはお肌の1次バリアでまずこれがお肌を外からの刺激から守ってくれます。
角質層というのは2次バリアで、細胞間脂質、水分、天然保湿成分(NMF)という3つの物質からから成り立っています。
皮脂膜と角質層の物質が不足することで小じわやほうれい線が目立つようになります。
さらに不足するとお肌の奥の弾力成分がある真皮層への影響も強くなります。
そのままほうっておくとさらに深いほうれい線へ発展する可能性もあります。
したがってお肌に直接塗る乾燥のケアというのが有効になってきます。
しかし残念なことにコラーゲン入りの美容商品をいくら塗っても真皮層のコラーゲンには届きません。
お肌のバリア機能により届くのは角質層までなのです。
最も大事な角質層のコラーゲンやエラスチンを増やすには針(美容鍼)が有効です。
なぜならお肌のぷるぷる成分であるコラーゲンとエラスチンを増やすには細胞をわざと傷つけてそれが修復する時にさらにコラーゲンとエラスチンが増えるという仕組みを利用する必要があります。
美容液は角質層まで届きませんしマッサージの効果やエステマシーンも角質層まで効果が届きません。
唯一針が角質層まで届く、美容法なのです。
冷え性がほうれい線をさらに深くする
あなたは体が冷えていますか?
最近冷え性の女性が大変多いですよね。
印象は美容だけではなく、病気にもつながる原因なので直しておくことをお勧めします。
先ほどの針治療は冷え性などにも有効なので是非試してみてくださいね。
冷え性だとなぜほうれい線が深くなるのでしょうか?
それは冷え性だと血流やリンパの代謝が悪くなるからです。
その結果、肌に栄養が行き渡らなくなり、ターンオーバーが遅れてお肌の若返りが促進されません
また筋肉をいつも元気でいさせるために血流やリンパの流れが多いことが大切です。
冷え性で血流やリンパの代謝が悪くなると筋肉に新鮮な酸素、血液、リンパが行き渡りませんので筋肉衰えます。
筋肉が衰えると誰でもその部分の筋肉がたるみます。
弛むことでほうれい線が深くなってしまいます。
また血流やリンパの代謝が悪くなるとコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンの体内生産量が減ります。
さらに成長ホルモンが活発になりませんのでお肌の若返りが促進されません。
その結果、ほうれい線を作ったりたるみの原因になります。
意外?眼精疲労がほうれい線の原因に!
あなたは、PCやスマホを夜寝る直前まで使っていますか?
使っているとすると眼精疲労の疑いがあります!
眼精疲労もほうれい線の原因になってしまうので要注意です!
目の疲れがほうれい線の原因になるって少し意外ですよね?
目の周りのシワが増えるのは何となく想像できますが、なぜ、眼精疲労がほうれい線の原因になるのでしょうか?
実は目が疲れると、目の周りの筋肉が緊張し固くなり凝りを作ります。
肩凝りと同じ理論ですね。
そして、この「こり」が蓄積されると目の筋肉と口の筋肉をつないでいる「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」が凝り固まって、ほうれい線になってしまうのです。
上唇挙筋(じょうしんきょきん)は、
- 上唇を引き上げる働きをする筋肉
- 女優スマイルが可能となる筋肉
- 前歯を見せるように笑うときに意識できる筋肉
です。
これらが固くなってしまうことでほうれい線が深くなってしまいます。
睡眠が不足するとほうれい線の原因に!
あなたはあなたは睡眠をしっかり取っていますか?
睡眠は基本的に7時間程度取ると最も良いと言われています。
睡眠が足りなくなるとなぜほうれい線が増えるのでしょうか?
それは成長ホルモンの分泌が不足してしまうからです。
成長ホルモンは肌のターンオーバーに欠かせません。
肌のターンオーバーが正常に行えないとお肌のプルプル成分であるコラーゲンやエラスチンの生成も遅くなってしまいます。
さらに睡眠不足は新陳代謝を低下させます。
新陳代謝が低下すると血行が悪くなり肌に栄養が十分行き渡りません。
その結果、ほうれい線などシワの原因につながります。
寝るときの向きに注意!ほうれい線が深くなる!
あなたは夜寝る時の自分の向きに注意していますか?
ほうれい線を薄くしたいなら、まっすぐ天井を見て仰向けで寝ることをお勧めします。
横向きで寝るとほうれい線が増えてしまうのです。
なぜなら横向きで寝ると下になっている頬に圧力がかかり、ほおの肉がつぶれます。
潰れた状態が長時間続くとほうれい線のシワを余計に濃くしてしまいます。
また横向きで寝ると顔の骨格がゆがむ原因にもつながります。
顔の骨格がゆがむと左右の筋肉のバランスが悪くなり、どちらかがたるみどちらかが上がるような顔になり、ほうれい線が発生してしまいます。
塩分の摂り過ぎがほうれい線を増やす!
塩分、気にしてますか?
日本人の1日あたりの平均塩分摂取量は
男性=11.1g、女性=9.4gだそうです。
(厚生労働省『平成25年国民健康・栄養調査結果の概要』調べ)
一方、厚生労働省が推奨しているのが、男性=8g、女性=7gです。
2~3g程度多いのですね。
ちなみに、お味噌汁1杯には、およそ1.2gの塩分が入っています。
塩分を摂ると身体はその分、水分を溜め込もうとします。
人間は水分を溜め込むとむくみが発生します。
顔がむくむことで顔のたるみを引き起こし、深いほうれい線の原因になってしまいます。
ほうれい線を気にするならアルコールを控えよう
アルコールも塩分同様に摂取が多いとほうれい線が深くなる原因になります。
人がアルコールを摂取すると『コルチゾール』というホルモンが分泌されます。
『コルチゾール』とは副腎皮質ホルモンの一種でお肌の弾力成分であり、お肌にハリを持たせる役割のコラーゲン・エラスチンの代謝を低下させます。
過度な飲酒によって『コルチゾール』を増加させるとお肌のたるみを引き起こしてしまいます。
アルコールはほどほどにしましょう!
タバコはお肌の大敵!ほうれい線にも悪影響
喫煙は健康上のデメリットが大変多いです。
煙草を吸うとニコチンの影響で血管が収縮します。
血管が縮まるとお肌に酸素が行き渡らず、冷え性と同じ結果になってしまいます。
また、喫煙はビタミンCを破壊します。
ビタミンCはコラーゲンの生成のサポートしたり、シミの原因であるメラニン色素の生成を抑制する役割があります。
そのビタミンCが減ることで肌のハリを支えるコラーゲンが産生されにくくなり、メラニン色素の定着率も増えてしまいます。
エクササイズなしでもほうれい線を消す12個の方法まとめ
エクササイズなしでもほうれい線を消せる12個の方法いかがだったでしょうか?
毎日の生活でできることですのでぜひ一つずつ挑戦してみてくださいね。
ほうれい線だけでもなくて健康にも良い結果が出てきます。